- 異素材の混繊による高い機能性
- 伸縮性や繊度の違いによる糸の豊かな表情
- 織物・ニット製造工程での扱いやすさ
エアー加工によって
このような価値を
生み出します
エアー加工とは
芯側と浮側にセットされたポリエステルなどの合成繊維を、ローラーの回転数によって送り量を調節しながら、圧縮した空気の力で糸同士結束させる加工方法です。
エアー加工を施すことで、かさを増したり使いやすさを高めたりできることはもちろん、加工条件や元糸の種類・原着糸との組み合わせによって、さまざまな太さ・豊かな表情の糸が生まれます。
インターレース加工
糸の進行方向に対して垂直にエアー圧をかけることで、フィラメント同士を絡ませる加工です。
単に糸を束ねるだけでなく、ランダムに糸を結束させたり、異素材同士を混繊させたりすることで、より付加価値の高い糸を生み出すための手法として用いられます。
加工を施すことで、織物の経糸・ニットで扱いやすい糸になります。
タスラン加工
糸の進行方向に対して並行にエアー圧をかけることで、フィラメント同士をかさ高く、ループ状に絡ませる加工です。
細番手から太番手まで幅広く対応しています。通常太い糸をつくるには、撚糸加工とタスラン加工を組み合せるなど、何段階かの工程が必要です。しかし、弊社のタスラン加工は48本の糸を同時に加工できるため、特別な元糸を用意せずに1つの工程で太い糸をつくりだせるのです。
カワボウテキスチャードの
エアー加工の特長
FEATURE
FEATURE.01
独自に改造した
最新鋭機械による加工
世界の各業界から注目を集める、独自に改造した最新鋭の機械を使用し、AIR混繊糸や超嵩高加工糸、流体撹乱糸、エアースラブといった、今までにない加工糸を生産しています。
元糸の種類や原着糸との組み合わせ、加工条件の設定により、さまざまな番手、多種多様な表情の糸をつくりだしています。
FEATURE.02
小ロット生産に
対応できる
効率的な製造方法
通常太い糸をつくるには、いくつかの加工を組み合わせる必要があるため、2,3段階の工程を経なければなりません。しかし、弊社のタスラン加工は48本の糸を同時に加工できるため、特別な元糸も不要かつ1工程で太い糸をつくりだせるのです。
効率的な製造方法だからこそ、小ロットの生産にも対応しています。
加工設備 FACILITY
糸のご提案・開発までの流れ FLOW
お客様の作りたい商品によって、加工方法を使い分けています。
営業担当者・工場担当者で相談しながら、仮撚加工とエアー加工、ベストな加工方法で開発を進めます。
お問い合わせ
まずはお問い合わせフォームまたはお電話にてご連絡ください。
ヒアリング
作りたい商品の見本をご提示ください。
出来上がりイメージを確認いたします。
分析
見本から、使われている糸を分析します。
見本作成
工場で見本を作成し、見積書をご確認いただきます。
見本糸のご提示・ご提案
作成した糸を実際に使用していただきます。
お客様からのフィードバックを受けて、改良を繰り返します。
本番生産
お客様に満足いただける品質になった段階で本番生産を開始します。
ご提案事例 CASE
事例01
相談内容
「椅子張り用にモール糸を使いたいが、生産性の悪い糸であるため、どうしても加工コストがかかってしまう。コストのかからないモール糸はないか。」というご相談でした。
ご提案内容
「疑似モール(アモール)」をご提案
細番手の糸にエアー加工を施すことで、モール糸のような風合いを表現しました。あくまで「疑似モール」であるため、コストも抑えられています。
事例02
相談内容
つくりたいイメージの生地をお持ちいただき、「こんな生地をつくりたいが、再現できるか?」というご相談をいただきました。
ご提案内容
生地に使われている糸の物性をチェック・分析し、お持ちいただいた生地見本と同じような風合いの糸を再現しました。
「今よりも高い機能性を実現したい」「新商品の開発で繊維を取り入れたい」「さすがにこんな糸は難しいかな…」など、
お客様の抱える課題やお悩みをまずはお気軽にご相談ください。
ご要望の機能にあった糸を開発し、ご提案いたします。